1：名無しプレイヤー ID:zgBAX52Vd.net

DIGITIMESによれば、任天堂の次世代ゲーム機「NX」の生産が2016年の半ばから2017年の前半に延期される。

上流サプライチェーンに属する複数の情報源によると、任天堂は同ハードのゲーム機/携帯ゲーム機としてのゲーミングエクスペリエンスの強化及びVR機能の追加によって、
来たるビデオゲームとモバイルゲームの競争においてアドバンテージを獲得する事を望んでいるためだという。

ソースによれば、NXは据置型と携帯型両方の体験を得られるゲーム機だ。それは5インチから7インチ程度のディスプレイ、コントローラーとジョイスティックを備えており、携帯型ゲーム機として使用できる。
またテレビに接続する事で据置型ゲーム機のように使用する事も出来るという。任天堂はこれに加え現在ゲーム市場でトレンドとなっているVR機能を追加することを計画していると述べている。

サプライチェーンは2015年の半ばに任天堂から金型製造開始の通知を受け、2016年に生産・販売開始すると告げられた。しかし任天堂は最近になって新たな生産計画を伝え、2016年の末頃からキーとなる部品を製造するよう要求されたとしている。

また、当初は2000万台の生産を計画していたのに対し、現在の目標は950万台から1000万台に減少した。情報源はこの理由を据置ゲーム機市場の縮小と、200万台という昨年のWiiUの不十分な出荷数にあると見ていると伝えている。

Nintendo NX mass production postpones to early 2017
http://www.digitimes.com/news/a20160530PD201.html

1：名無しプレイヤー ID:0ZwnPUh40.net BE:837857943-PLT(16930)

「『WiiU』の大幅な減少は、『NX』でかなりの部分をカバーできる」

任天堂の君島達己社長は4月28日、決算説明会の場で、新型ゲーム機「NX」の販売方針を明らかにした。
2017年3月に発売予定のNXは、 現行の据え置き型ゲーム機「WiiU」の後継機に相当する。
このため2017年3月期はWiiUの販売計画を80万台にまで引き下げた。
前期に326万台を売ったことを考えると、かなり思い切った縮小計画であることは間違いない。

任天堂の人気タイトル「ゼルダの伝説」の新作がNX対応になるほか、スクウェア・エニックスも「ドラゴンクエスト11」をNXに対応させることを明らかにしている。

こうした戦略の背景には、WiiUの反省がある。
2016年3月末時点で累計販売台数は1280万台で、今期計画を合算しても1360万台にとどまる。
これは同様に販売が苦戦した、 「ニンテンドーゲームキューブ」の2174万台を大幅に下回り、最も売れた据え置き型ゲーム機「Wii」の1億0163万台など、遠く及ばない水準だ。

同じ轍をNXでは踏まぬよう、ハード、ソフトともに、万全の体制で臨むことになる。


さらにスマートフォン（スマホ）ゲームの新作として、「ファイアーエムブレム」「どうぶつの森」シリーズを秋にリリース予定、となっている。
これらの課金収入に加え、 年末には3DS向け大型タイトル「ポケットモンスター」の新作を投入する。
好採算なソフト分野の収益が拡大することで、売上高は横ばいでも 利益率は改善する見通しである。

http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-116526.html